2009年05月31日

大損のギャンブラー「風水のせい」とカジノに訴訟の構え



ラスベガスのカジノで、200万ドル(約1億9000万円)の大損をした台湾の男性が、占いの一種「風水」の気を悪くされたことで自分の運が奪われたとして、同カジノに損害賠償を起こそうとしている。

30日付けの台湾紙・蘋果日報(Apple Daily)によると、この男性は08年4月、ラスベガスのカジノ「ベネチアン・リゾート・ホテル・カジノ(Venetian Resort Hotel Casino)」の最上級のスイートルームに滞在したが、その際、ホテル側がスイートルームの壁に1メートル四方の穴を開けており、それを黒い布で隠していたのが「風水的に」問題だったと主張。また、ホテル側がこの男性の了解なしに、スイートルームの前に2枚の白いタオルを掛けていたこと、この部屋に向かい合う大きなファン2台をまわしたことも、風水に影響したと訴えている。

男性は「中国人は、黒と白の布は家族が死んだときにしか部屋に掛けない。普通の人にとってもタブーなのだから、ギャンブラーにとってはなおさらだ」、「滞在中にこうした配置を発見して以降、それまで40万ドル(約3800万円)の勝ちだった賭けが、一気に200万ドルのマイナスに負け込んだ」と述べている。

男性の訴えに対し、カジノ側は、現金で10万ドル(約950万円)の返金と、同額のカジノ用チップの贈呈には応じると約束したが、その理由については明らかにしていない。

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男性が賭けに負けた理由は、果たして本当に風水なのか。「こうした配置になっていることを発見して以降、負け込んだ」というのは、「病は気から」ならぬ「敗北は気から」ということではないのか。カジノ(ホテル)側は、どういった理由で工事中(?)の客室に客を泊めたのかは判らないが、それによって「気分を害してしまった」ことへの謝罪として10万ドルの返金及び同額のカジノ用チップの贈呈を決めたのであって、決して「男性が負け込んだのは風水のせい」とは考えていないだろう。

更に言うならば、カジノは勝つか負けるか、親(ディーラー)と子(客)の勝負である。特に、この男性のように、大勝負に打って出ようとするギャンブラーに対しては、あらゆる手段を講じて勝とうとしたとしても、何ら不思議ではないように思う。
ラベル:風水
posted by no name neko at 00:00| 占いニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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